短編『優柔不断なボクは異世界に行くこともままならない』
青色姫草です
白ヤギさんがそつろん書いた
黒ヤギさんたらそつろん食べた
( ゚Д゚)
……ふざけやがってえええええええええええ!!!!
というわけで(どういうわけだ)卒論を書かずに短編を書きました。
筆が乗っちゃってね、、、
~あらすじ~
優柔不断な十四歳、因幡内海(うつみ)は告白してフラれた帰りに電車にひかれて死んだ。
「ここは三叉路。死んだあなたの次の行き先を決める場所」
死んだら宇宙にいた内海。道先案内人だのシステムだのと自称する十五歳の少女は、内海に地獄落ちか異世界かを選ばせる。
これは異世界転生者たちが通過する場所にとどまってしまった少年と、ヒトに初めて触れたシステムの物語。
そんな感じです。
いつも通り、ファンタジーが書けないので異世界メタです。
なろう系の異世界ファンタジーの一話目で必ずと言っていいほど通過する場所があります。今作はそこに居座ってしまった転生者のお話です。
特徴は主人公が優柔不断なコトと、神様や女神じゃなくて道先案内人というシステムがチート選びを操作していることだよ!
……まあ、おそらくネタ被りしているでしょう。してないわけがないですし。
主人公が女神や神様のおてつだいをする。一緒にチート選びをする。みたいな物語。
別枠ですが、そのチート選びのなにがいいって、世の異世界小説が増えるたびに、使える(パクるともいうけど)ネタも比例して増えるんですよね。
普段からなろう系の異世界小説を読み込んでいる人ほど強いメタ分野。あれ、わたし向いてないんじゃ……。
作中に「道先案内人」という役割のキャラが登場します。私の作品のなかでは死者を天国か地獄のどちらに連れて行くかを決める存在としてよく扱っています。
むかし、『道先案内人』という短編集を書くつもりでした。
「死者は天国までの道のりで地獄に落ちる行為をするかどうか」
というコンセプトで二通り。
いい子悪い子の二通りですね。
悪い方はすぐに出来上がったのですが、いい子を書くことができませんでした。何故と訊かれたらネタが思いつかなかったからなのですが。
こんかい、もうドン詰まって半分忘れかけてたネタの供養という意味合いでも、道先案内人から主人公を引っ張ってきました。
ただ、道先案内人の設定については、今作の『優柔不断なボクは…』と拙作の『道先案内人』では異なっています。
『優柔不断なボクは…』の道先案内人のほうが、より人らしさをなくして、かつ人らしさを肉付けしました。
……まあ、このブログを読んでいる方ならお分かりの通り、そんな難しいことお前に出来る訳ねえだろ、って感じですよね。お察しの通りですw
そんな感じで投稿した短編『優柔不断なボクは異世界に行くこともままならない』
タイトル長いし読みにくいしですが、文章は簡潔にしたつもりです。いやほんとつもり程度で申し訳ないですが。
お読みいただければ幸いです。
……じゃあ、次の更新は卒論書き終わってからです。
それと、来週のマネーデイの週一短編は最悪の場合、落とします。ご了承くださいませ。