リナリアと葉書

青色姫草です。小説家になろう様で小説を投稿したりしています。ブログの主な用途は日記です

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旧タイトル:ガンエボがゴミの掃き溜めになる理由

 

ガンエボ面白いです。
OW2までのつなぎとしてフレンドとフルパを組んでますが、
わちゃわちゃゲーでお酒飲みながら楽しくできます(なお3D酔いで吐くやつがいる模様)

 

そんなガンエボですが、将来的にゴミ人間の掃き溜めになります。

 

理由はガンダムIPだからとかバンナムのエグい集金システムとかでもなく、
リザルト画面にプレイヤーのスコアが表示されないからです。

 


ガンエボのリザルト画面の簡易な説明は以下です。
 ・バトルが終了するとリザルト画面を必ず表示する
 ・敵味方から3人のプレイヤーをMVPとして表彰する
 ・タブを移動させると個人のバトルスコア(ダメージとキル関与数)を表示できる
 ・個人のバトルスコアにはスコアに応じて金・銀・銅のバッヂが付く

 


ガンエボのバトルは1試合平均10分ほどです。
試合によっては圧勝も完敗もあります。
連敗することもあります。
15分くらい頑張って負けたとなると、聖人君子か味方をbotと思っていない限り自ずと自分や味方の動きを確認するようになります。
「あ、ライン維持してくれてる!」とか「あの人揺動引っ掛かりすぎじゃない?」みたいなことを考え始めます。

 

ただ、初回プレイは古くからのフレンドと遊んだため、
できたばかりのサービスで定石がなくてもOW時代の知識で良し悪しを話し合ったり、
何戦もやって経験で継ぎ足しをしてみたり。
リザルト画面で自分のバトルスコアだけは表示されるため、
それを友人同士で比較してダメージ量が多いとか少ないとかから
キャラ特性を確認してみたり。

 

お酒が入っていなくても結構楽しめるゲームだと感じていました。

 


問題を感じたのは翌日、ソロプレイをしたときです。


ソロプレイでカジュアルマッチに入り、数戦やって連勝すると次に連敗しました。
連敗したときに思ったことは「味方なにやってんだ?」でした。

 

一期一会の野良マッチですからいろんな人がいます。


初心者もいます。
その中にはこういう形式(TF2やOWみたいなバトルシステム)のゲームをやったことがないプレイヤーもいます。
全部ガンダムだと思っているプレイヤーもごまんといるでしょう。

 

だから戦線が維持できない、敵を倒せない、格闘キャラやSG持ちキャラにSR持ちが突っ込む、MAPで迷うこともある。
そんな初心者と一緒にマッチングすると
「味方が敵を倒さない!」「ラインを下げすぎて勝てない!」
リザルト画面の自分だけのスコアを見て愚痴るわけです。

 


最悪の気分になります。

 

他のゲームでも似たりよったりの悪感情を抱くことはあります。
CSGOで0キルの飲んだくれロシア人とか。
LoLで15ffを余儀なくさせるほどのトロールとか。
Apexで一人で降下して勝手に死んで退出する味方とか。

 

そういうときには私の悪感情を向ける対象がいました。
リザルト画面に0kill、0damega、退出のバツマークがついたやつ。

 

ガンエボではそういう人が誰だったかわかりません。

 

怒る対象がいなく、
さりとて自分のスコアだけはわかってしまうから、
「私はできていたのに味方が悪い」
と自己評価だけが高く味方を貶める自分が出てしまいます。

 

本当は私が足を引っ張っているかもしれません。
味方プレイヤーは初心者ではなく別ゲーのプロかもしれません。
TF2やOWを1000時間プレイした熟練プレイヤーかもしれません。
初回プレイでザクの射撃形態と格闘形態の違いを一目で見分けられるガノタもいるでしょう。

 

けど、それら全ての功罪はスコアがないためにわからず、
ただ自己を顧みることもできないために自己評価のみが肥大していき味方を悪辣に言うゴミが出来上がります。

 


ゲーム自体は面白く、真剣にやらないのであればとても楽しめます。
ただ(私はまだ触っていませんが)ランクマッチという制度があり
勝敗に自分の気持以外のメリット・デメリットが生じるシステムがあるならば、
スコアを公開しないガンエボは
自分のキルやダメージ数だけで胸を貼る、俺中心的害悪プレイヤーだけが残ることになると思います。

 

 


※補足
この記事書いて「じゃあスコアボード追加しろよ!」と考えているわけではないため補足です。

ゲーム中にもスコアを公開しないメリットはおそらくファンメが届かないようにするためだと思います。
事実、ソロカジュアルの段階では(サービス初期ということもあり)荒れたチャットなどは見かけていないです。
結果的に「民度がよく見える」というのはガンダム系ゲームの中で大きな特徴になるかもしれません。