ラノベを教科書にした自分語り
青色姫草です。
下書きの記事が多すぎてもう手がつけられなくなっています。
はてぶをEvernoteの代わりにしているまである。
今回はラノベで自分を見つめなおした回です。
結論から言うと、私は人間不信だ!
今日の行きの電車で『両親の借金を肩代わりしてもらう条件は日本一可愛い女子高生と一緒に暮らすことでした。』を読みました。
どんな本かというと…
借金のカタに入れられそうになった男子高校生が、喋ったことのない日本一美少女ご令嬢に借金を返済してもらった。
返済の条件はその美少女と同棲すること!
主人公に惚れているハイテンション美少女との甘々同棲生活ラブコメ!
みたいな感じです。
同棲系は『シンデレラは探さない』とか『お隣の天使様』とか『義妹生活』あたりが有名?のジャンルで、(『義妹生活』は読んだことないけど)共通して甘々なルートに進んでいる印象。
ヒロインは徹底的に主人公を立てながら性的な餌をちらつかせるタイプ。
特徴的と言っていいかはわからないけれど、とにかくハイテンション。
「好きな人と暮らせて嬉しいっっっ!!!!」
って気持ちを全面に出してる。
帰りの電車で『放課後の聖女さんが尊いだけじゃないことを俺は知っている』を読みました。
あらすじは…
深夜十一時、肉まんを買いに出かけたら校内で有名な聖女を見かけた。
外見に似合わず繁華街へと足を向けた彼女が心配で声をかけると
「――きみも来る?」
といった話です。
『乃木坂春香の秘密』の系譜。最近の類型だと『ロシア語でデレる隣のアーリャさん』、『お隣の天使様』(2回目)?
主人公がヒロインの知られざる一面を知っている系のラブコメ。
ヒロインは周りの空気を読まないクール系。主人公が常識サイドに回るタイプ。
2冊を読んだとき、
『両親の借金を~』の主人公大好き甘々ハイテンションが受け入れられずに、
逆に『放課後の聖女さん~』の主人公に興味なさげなクールさには興味が惹かれた。
『両親の借金を~』のヒロイン像を私が受け入れられない理由について考えた。
これの答えは気づくと簡単で、
読んでいるときにずっと思っていたのが「で、裏は?」だった。
借金を肩代わりして主人公を大好き大好きして、それがそのまま一途なわけがなくない?みたいな。(主人公を好きな理由も桜…)
とかく、主人公に近づこうとするヒロインを信用できなかった。
逆に『放課後の聖女さん』は主人公との距離があって、彼女の空間というものがあるように感じた。
ヒロインのプライベートスペースがあることに安心感というか、人間味みたいなものを感じられたことも好ましい理由だったのかも?
※余談ですが、いま『パルフェ』やっててカトレアルートなんですけど、
これ絶対妹が主人公を好きだからそれを奪いたくなったみたいな気持ちが根底にあるのではってだってこれ丸戸作品だしむしろそうじゃなかったらドロドロにならない
みたいなことを考えながらプレイしています。
結論。
私は近づかれると遠ざけて、離れている人は知りたくなる人間不信のかまってちゃん!
そんな感じでおしまい!
P.S. お世話側に回るで『さくら荘』を思い出した。あれも生活面での優位性を主人公が確保しながらも、クリエイターとしての面で主人公を圧倒していた。主人公の保護欲と憧れの両方を持つヒロイン像って他にいたっけ?『stay/night』のセイバーとか?