リナリアと葉書

青色姫草です。小説家になろう様で小説を投稿したりしています。ブログの主な用途は日記です

『オメガクインテット』PS4発売当初に出たゲームの感想


オメガクインテットをプレイしたので感想です

クリアしてそのまま思ったことタラタラ書ただけなのでマトモな感想は許して……

(※ネタバレあります)

 

www.compileheart.com

 

前提

PS4発売から間を置かずに出たソフトだった気がする

・発売当時、PS4を持っていなかったけれど、アイドルPVがすごくてやりたいと思っていた(発売年2014)

・EDまでしかやった(真EDまでやる気力はなかった)

 

感想

つらいし面倒だった。

カメラワーク下にしてヒロインを覗いたらスカート押さえて「ダメだよ!」っていうモーションはよかった

 

シナリオ

重めのシリアスを軽めのキャラクターたちで中和しながら進める話。

 

魔物に街ごと囲まれていていつか滅ぶ世界だけれど、その世界にはウタミコというアイドル的存在がいて、彼女たちが魔物を倒す世界。

先行きのない暗い未来も明るいヒロインたちと一緒ならいつか光が見えてくるよね!という感じに、希望を捨てない姿は見ていて好きだった。そのヒロインたちでもどうしようもないシリアスによってバッドエンドになったのはもっと好きだった

 

序盤は設定が重くも雰囲気は軽い調子で進む。

中盤は延々と軽い調子でふわふわとしていたイメージ(知り合いが魔物に変貌したシーンぐらいしか覚えてない)

終盤になって、ウタミコの一人がbeep(魔物を生んでる元凶?)であったことが発覚する。そのことでウタミコたちは街の人間から疎まれ始め、ウタミコとしての力が減っていく。

街を攻めるbeepも多くなってきたから、起死回生の一手が必要だ……!

 

センターでメインヒロインのウタミコが「俺は馬鹿だからわかんねぇけど!」ってキャラクター。

これに対して、周りが別に有能でもなく正義感や使命感だけを持っている人間だから、なあなあで馬鹿の考えに流されているように見える。

「俺は馬鹿だけど!」が許されるのは情報が整った後、どうすればいいかわかんないときにするから行動に意味ができる仕組みだと思っていたし思った。情報が少ない状態で「とりあえず敵陣つっこもうよ!平気平気!」は普通に「えー……」って感じだった。手詰まり感があるのはわかるんだけれど、その馬鹿が永遠と話の中心にいる+話し合いが終わってない段階で口を出すから何も決まらない会議を混乱させる存在に見えた。あいつこそ街を破滅させようとしている黒幕じゃねえの?

 

暗いシナリオは好きだったけれど、キャラクターの意識の軽さが流石に鬱陶しく感じた。

馬鹿キャラ以外に華を持たせるシーンが必要だったと思う。キャラシナリオなら特に。

 

 

・サブクエスト進めないと真EDいけない問題

このシステムの良し悪しはひとまず置くけれど、面倒でメインクエだけ進めたら「もう一回最初からやってね!」てなっても答えは「しない」

 

 

ゲームシステム(戦闘面)

尖ってた。マジで面倒だと思うことがいくつもあるけれど、悪いとは思わなかった。

 

面白かった点

  • 必殺技スキルの爆発力。大ダメージ!
  • ハーモニクス。連続した戦闘に対して他キャラとスキルを連結して強力なスキルを打てる

問題だと思った点

  • 通常攻撃が弱すぎる。スキップ戦闘でも長い
  • 敵配置とスキルの相性が悪い。縦や横マスが攻撃範囲にあっても、敵がそこにいないことがザラ
  • 状態異常による妨害が多すぎる。スキル使えないはもう攻撃しないと同じなんよ

最悪だった点

  • 攻撃力や防御力などの表記が「歌唱力」「神道力」みたいな表記になっている
  • パラメーターなどの色合いが他パラメーターと一致しない。UIがカラフルなだけみにくい

 

状態異常でマヒ、睡眠、毒、ウイルスなど……とにかくすぐに状態異常になる。

最初のターンで敵を倒す or ライブLv4の効果で状態異常を無効化するかしかない(なおターンの最初にライブLv4は発動困難?)

 

わたしがRPG系のゲームを作るとき、絶対に攻撃力とか防御力を別の馴染みのない名称にすることはないと思えることができた。そういう気づきをくれたことに対しては感謝をしてもいい。それくらいわけがわからなかった。

 

戦闘は必殺技の参照:〇〇値だけバフかけて大技で殴るの繰り返しだった。ワールドマップからホームに戻ってこないとHPやSPが回復できないからレベル上げは面倒。

 

(これはあまり気にしなかった)

攻撃回数が6,7回あるから、画面右側の順番システムの列からアイコンが消えて、次に誰がどの順番で攻撃になるのかわからなかった。そんなん気にしなかったけれど、真面目にやってたらイラっとなってたと思う

 

ゲームシステム(MAP・クエスト)

敵モブにあたらなくなる虫よけスプレー的なアイテムが潤沢にあったのはよかった。逃避コマンドもよっぽどじゃなきゃ失敗しないと思う

 

マップが広い。ただ広いだけで移動が面倒だった。途中からマップ上の歩行スピードが上がるけれど、それまでは本当に面倒でしょうがなかった。

 

キャラクター固有のマップスキルがあって、それのレベルを上げないとメインクエストが進まない。メインクエストを進めるためにサブクエストをクリアしないといけない

サブクエストの魅力がなかった+序盤のストーリーでやる気がでなかったからサブクエ進めなかった→メインクエスト詰まる。これが一番ゲームやってて面倒だなと思った。メインクエストはしょうがないとしても、サブクエやらなきゃ詰まるはクソゲーの烙印押されてもしょうがないと思う

 

アイドルPV

2014年にやってたら湧き上がってた。いまはMMDでもこれより凄いのあるからなあ……。これに関しては後からやった私の問題なので評価なし。でもやっぱり買いたいときが買い時なんだと思う。買ってたらクソゲーだって周りに言い回ってただろうけど

 

総括

攻撃力とか防御力みたいなステータスにまつわる言葉を馴染みのない単語に置き換えない。

RPGの必殺技は必要

モブとエンカウントしない仕組みの需要は大きい

メインクエストを進めるための要素をサブクエストに詰め込まない

 

 

以上、感想でした

たぶん追記はしない! めちゃくちゃおたんこひまひまひまだったら真EDのために2週目やるかもしれないけれど、サブクエ進めなきゃいけない系ほんと嫌いなんで……。